2020年
もうあと1時間半ほどで2020年が終わる。今年は年末感があまりにもなくて、なんだか一年振り返るような気分になれない。が、何か形として残しておきたくて、今ふとブログを開いた。
コロナコロナの一年だったけれど、私にとってはこの先一番重要になってくるであろう一年だった。新しいことしかしていない。
新しい出会い、新しい環境、新しい学び…
そして何より私はこの一年を通して新しい自分を知った。
周りの環境のおかげだろうか。自分に自信をもつことができた。ほんとのわずかだけれど、自分に期待したいと思うことができたのはこの一年間があったからだ。
そう思えたのには周りの影響がとても大きい。先生が認めてくれて、友人が褒めてくれて、家族が受け止めてくれる。そんなみんながいてくれたから、私は頑張れている。ありがとう。感謝だけは絶対に忘れたくない。
そして自分が何より褒めてあげたいのは自分自身だ。最後の日くらい、自分を過剰に褒めて労ってやってもバチは当たらないだろう。
自分がやりたい、目指したいと思ったナレーターという職業。
初めはそこまで覚悟とかなかったと思う。ただなりたいって、その気持ちだけでこの世界に飛び込んだ。
その割には私は毎日楽しく過ごせた。いやもちろん苦しいこともたくさんあった。原稿が上手く読めなかったり、演技で先生の理想どうりに演じれなかったり、ライバルの活躍に妬ましさを感じたり。でもだからこそその分できた時の達成感はすごかったし、先生に褒められたら嬉しかった。まだまだ頑張ろうと思えた。モチベーションは常に高かった。こんなに1日単位で成長したいと思うほどの向上心、今まであっただろうか。
一年前の自分に今の私を見せてあげたい。驚くだろうな。
人としても大きく成長できた年。2020。
そしてもうじき日付が変わり、2021が始まろうとしている。
年が新しくなっても、私はこれからもっともっと邁進していく。さらなるレベルアップを目指す。
この一年よく頑張った。
来年もまた、よろしくね。
ここは私の胸の内を具体化する場所3
12/26〜1/11まで冬休みだ。そんなにいらないのにと思うけど、アラームをかけずに眠ることができる毎日は少しだけ特別で、やはり嬉しい。毎日ほぼ5時起きだったから、朝がゆっくりできるのは新鮮だ。
しかし不思議なもので、毎日5時起きをもう5月から半年以上続けているが、全く苦ではない。むしろ、今日は何を着ようか、何の授業があったか、あの原稿は早く読みたいなぁなど、朝起きた瞬間からわくわくする。好きなものの力は偉大だとつくづく思う。
冬休みはあと12日間ある。
休み明けにはテストが待っているため、演技やナレーション、また授業内で必要なプレゼンなど、考えなくてはいけないことがたくさんある。こなす課題が明確にあるわけではないのが、さすが実技の専門学校だ。自分の意思で行動しなければ遅れてしまうし、なにも成長しない。
ならばこの冬休みに確実に"考える"という作業をしなければ。
考えることがいかに成長に繋がるか、自身のスキルアップに直結するか、私はもう痛いほどわかっている。努力をしなかったらその分取り残されることも。
あと12日。
できること、やるべきことは山ほどある。自分が何をしなければならないのか、考えよう。
ここは私の胸の内を具体化する場所2
明日からついに夏休みが始まる。夏休みと言っても今年は1週間ほどしかない。
世間的には「短い!」と言われている今年の夏休みだが、私はもっと学校に行きたいのでむしろその1週間が長く感じる。
さらにこのご時世だ。前々から家族や友人と計画していたイベントは全てなくなってしまった。致し方ないこととはいえ、やはり素直には受け入れ難いものがある。…花火したかったなぁ…。
しかし、いつまでもクヨクヨしていられない。この1週間をどう使うかできっと夏休み明けの気分は変わってくる。
そこでひとまず今やらなくてはいけない、優先順位が高い事柄をノートに書き出すことにした。ちょうど最近やることが増えてきて、何から手をつければいいかわからなくなっていたところだ。まずは頭の整頓からだ。やることを明確にすることによってモチベーションも上がる。
前代未聞の夏休みが、ついに明日から始まろうとしている。さて、私はこの1週間をどう過ごすのだろうか。
ここは私の胸の内を具体化する場所
私には夢がある。
プロのナレーターになる夢。
だからという訳でもないけど、何となく今の自分の思いをここに記していこうと思う。つまり日記だね。
長ったらしいやつじゃなくて簡素にポンポンテンポよく書いていこうと思う。こういう時の感情って意外と後に使えたりするかもしれないから。
忘れないように記しておこう。
早速だけど
梅雨が明けたにも関わらず、世間はまだまださっぱりしない雰囲気に包まれてる。やだなぁ、早く普通に学校行きたいなぁと思ってた矢先。
学校が休講になってしまった。2週間くらいぱったりと授業がなくなってしまうらしい。もちろん学校にも行けない。
その知らせを受けた時、ついに来たか、とも思ったけど一番大きかった感情はショックだった。
私は今の生活が好きだ。毎日とは言わないが学校に行けて、友達とわいわいして、自分の好きなことが学べて。早く学校に行きたい!なんて感情、中一以来だ。
それに加えて、少し焦っている。ただでさえスタートが遅れてしまい、できることも制限されている今、私たちは明らかにスローペースだ。本来学べるはずのことが全然学べていない。しかし時間は進んでいくばかりで焦りは積もる。
何をしたらいいのかわからなくなってくる。しかし、そんなことは言ってられない。
自分で考えて、できることをしなければ!!ここでわからないと言って立ち止まっていては勿体無い。
ということで、明日からは嫌という程時間があるため、きっちり計画を経てて行動したいと思う。そうしないとあっという間に過ぎて、また後悔することになる。今、何ができるか、自分で考えなくては。
イケメン革命〜カイル=アッシュ〜
みなさんこんにちは。香善です、かぜです。
今回はイケメン革命のカイル=アッシュのプレイ感想でございます!いや〜ずっと書きたかった!
だってカイルのルート本当に楽しかったんですもん!
予想以上でしたね。最高( ´ཫ`)
正直言うと、私が攻略した中でヨナの次に好きなストーリーですね!カイルがここまで良いとは思ってませんでした。
ということで!早速書いていきまっしょい!!
〜カイル=アッシュ(cv古川慎)~
赤のセブンであるカイル。
ワイルド×ダルい系ドクターらしいんですが、ワイルド…なのか…?そこのとこはよくわからなかった。
ほぼ酔っ払ってるダルい系ドクターでしたね笑
ドクターっていうのはそのままの意味で、彼は軍医。お医者さんです。戦闘はまるっきしダメで弱いらしいです。
お酒が大好きで、しょっちゅう酔っ払ってたのをアリスちゃんが解放してました笑
ストーリーなんですけど、
今回はなんと、序盤で赤の軍ががっつりアリスちゃんを攫ってきます笑
元々黒の軍のところでお世話になるはずだったんですけど、ある日赤のクイーンとジャックであるヨナとエドガーがアリスちゃんのところにきて、
ついてこないと黒の軍に何をするかわからないぞみたいな脅しをします|ω・`)
これは初のパターンでした。基本、最初はアリスちゃんは黒の軍でお世話になるって流れになるので、赤の軍のメンバールートのときは嫌々ですが、アリスちゃんの合意の上で赤の軍にお世話になります(方法はキャラによりますが)。しかし、今回はほんとにガッツリ攫ってきてましたね笑
あれは誘拐ですね。なんでもランスロット様の命令だったらしいです。
そんなもんはアリスちゃん知ったこっちゃない。当然逃げますわな╰(‘ω’ )╯三
しかしながら、当然見つかりますよね笑
赤の軍の兵士に見つかり、剣を抜かれたそのとき!
現れるんです、カイルが!!
守ってくれたっていえばそうなんですけど、
カイルはお医者さんなので、誰であろうと怪我なんて許しません。しかも彼自身、戦闘系ではないだけで、赤のセブン、つまり幹部の一人なので、やめろと言われた下っ端兵士は引き下がります。
「俺の側にいりゃあ身の安全は保証される」
ってことで、とりあえずそこは大人しくするアリスちゃん。密かに逃げる計画を立てることにしたのでした。
…って最初は逃げることばっかり考えてたんですけど、だんだんカイルとの絆が深まっていくことでアリスちゃんの考えも変わっていきます(∩´∀`∩)
まず、カイルはランスロット様に
「アリスを見張れ」
との命令を受けます。めんどくさいというものの、一応キングからの御達しですのでアリスちゃんの監視役になります。そんでもって、その日からアリスちゃんを自分の"助手"として側に置くことにするのです。側に置いてやるんだから、その分働いてもらうぜみたいなそんなノリでした。お医者さんのお手伝いです。
そんな中、アリスちゃんは一応赤の軍のもてなしを受けるわけで、部屋を用意してもらえました。綺麗に整えられた可愛らしい部屋。しかし誘拐された日なんかは怖くて落ち着かない。どうしよう…、1人になりたくない…
そんなふうに不安がっていたら突然カイルが
「ちょっとついてこい」
っていって、莫大な量の仕事をアリスちゃんに!
なんで!?って思ったアリスちゃんでしたが、一度助手をすると決めた以上、やり遂げるしかありません。やりました、残業して(˘ω˘ ≡ ˘ω˘) とんだブラック企業ですね笑
仕事も終わり、疲れた、とぐったりしていると、今日はもう遅いから医務室で泊まってけ。みたいな流れになります。(基本お仕事は医務室で行うようです)
アリスちゃんは医務室のベットで、カイルはソファで寝ることになるのですが、アリスちゃんは男の人と同じ部屋で二人っきりって状況に戸惑うのですが、カイルの押しに負けて眠りにつきます。
ここまでだら〜っ、と書いてきましたが、これ実はカイルの優しさなんです( ´艸`)
通常の仕事が終わって、アリスちゃんを部屋に送り届けようとしていた所、彼女が不安そうな顔をしていたのを見てカイルはこんなことをしたんですね。
…不器用かっ!
可愛すぎませんか、優しすぎませんか!?ダルい系だけど、そうやって表情の一つ一つに気がついてくれるし、確かに男女同じ部屋で寝るってのはちょっとあれだけど、優しさには変わりありません!
デリカシーがないってよく言われてるカイルですが、十分過ぎるほど優男です(≧ω≦)
不器用だけどちゃんと見ていてくれるカイルにキュンキュンしましたね!
そういえば、アリスちゃんも言っていたんですけど、カイルは赤の軍っぽくないんですよね。主に性格が。
赤の軍は規律を重んじるタイプで、上下関係も緩く自由な黒の軍とは真逆なんです。黒の軍が実力制なのに対して、赤の軍は世襲制です。つまりキングとかクイーンとかはその家で代々受け継がれていくんです。
だからカイルの家ももちろん代々赤のセブンなんですけど、彼は…緩すぎるんです笑
ほら、ランスロット様とかヨナとかみてると思いますけど、すごいきちっとしてるじゃないですか。貴族!!みたいな。けどカイルはいつも酔っ払ってるし、適当にみえるし、なんだか雰囲気が他の人と違うんです。私もそれは思いました。
でもそれもまたアリスちゃんにとってはひとつの救いになったのではないかと思います。アリスアリスって赤の軍の人達に呼ばれて、科学の国(=アリスちゃんが元いたロンドン)から来た異国者っ!てそりゃあみんなヒソヒソコソコソしますよね。
でもカイルは初めから名前で呼んでくれるんです。ヨナもエドガーもみんな最初はアリス呼びでした。逃げて赤の兵士に見つかって守ってくれた時も、アリスだからじゃなくて、一人の人間として扱ってくれます。これは心強すぎますね。
あと、さらに萌えポイントをあげますと、ランスロット様に命じられたときに彼女を助手としたのも、守るためなんです。カイルがそばに居ないと、いつ誰になにをされるかわからない。また他のヨナとかエドガーに目をつけられてもきっといい事はない。だから助手ってことにして、カイルの手の届くところに置いたんですって。
んんん、エモいですね(⌒▽⌒)
ここで私はカイルに落ちました笑
半端ないぜ、カイル=アッシュ…。
あとこのカイルルートで私が特に好きな部分があるんですけど、それはアリスちゃん自身がどんどん成長していくところです。
他のキャラルートのときもアリスちゃんは彼らから色んな影響を受けてると私は感じたんですけど、
フェンリルのルートとかは、彼の明るい前向きな性格に釣られて、アリスちゃんもメンタル強くなっていってましたし。
そういう意味で今回のアリスちゃんはほんとに強くたくましくなります。
医者の助手として、めちゃめちゃ頑張ります。
「救える命がひとつでもあるなら迷うな」
「命を捨てるようなバカは嫌いだ」
「患者の前では笑ってろ」
カイルがアリスちゃんに言った言葉です。
敵とか味方とか関係なく、命としっかり向き合ってて、ほんとに素敵な志を持ってると思います。
普段とのギャップもあって、後半のカイルはめっさかっこよかったです。
そんなカイルの生き方にアリスちゃんは惹かれていくんですね。だからアリスちゃん自身も医者の助手として精一杯努力したし、自分にできることはって率先して行動してました。
そんなアリスちゃんが眩しかったー(≧ω≦)
今までで一番アリスちゃんが成長したルートかもしれません。カイルは唯一のドクターですしね。(ほかの人みんな軍人だからしゃーないか…)。
そうしてたくましくなったアリスちゃん。とうとう満月の夜が近づいてきます。ロンドンに帰るためのムーンロードができる月一のチャンスの日です。
しかし!このときちょうど黒の軍との激戦が勃発しており、それどころじゃない!けが人の手当てで忙しい!
となっているときにアリスちゃんすっかり満月のことを忘れてて( .. )
カイルに言われて気づきます。そんでカイルもめっさ忙しいから、とりあえずアリスちゃんを近くまで送ってじゃあなって言って足早に立ち去ろうとします。
けどそんなのアリスちゃんが納得出来るわけないじゃない!もうアリスちゃんはすっかり医者の助手。カイルを引き止めます。
しかしカイルは、戦争が激しくなってきたこの国の現状を指してアリスちゃんに訴えます。
「…俺はお前が傷ついたり泣いたりしてるとこ見たくねー」
カイルの優しさですね。そのために彼はずっと側でアリスちゃんを見守ってきました。彼女が無事にロンドンに帰れるまで。
でもアリスちゃんはアリスちゃんの言い分があるわけです。
「命を捨てるようなバカは嫌いだってカイルいつも言ってるじゃない!」
「それなら私に目の前の命を捨てろなんて言わないで!」
「今私の目の前で救えるかもしれない命がある」
「命以外ならなんでも捨てる!帰り道だって失ってもかまわない」
「最後までカイルのそばで戦わせて」
(T ^ T)
号泣もんですよ。
ほんとこのアリスちゃんのセリフすき!(細かい部分まで合ってるかわかりませんが)
命を捨てない代わりに自分の帰り道は捨てる!最高にたくましすぎる。
感動ですね。全くロンドンに帰る気がない。いい意味で頑固ですね笑
アリスちゃんのここまで強い意思でロンドン行きを拒否ったのルート上初かな…?たぶん。
しかも乙女ゲーなのに、第一残留理由が
「命を救うため」
ですよ?イケメンすぎるでしょ、このヒロイン( ´艸`)
好きですね!このアリスちゃん!こういうヒロイン待ってた!!
こんなこといわれたらカイルはもう引き下がるしかないでしょう。またアリスちゃんとともに救護テントまで戻ります。アリスちゃんの思いが伝わりましたね(∩´∀`∩)
そして、なんとか無事に戦いを終え、また平和な毎日が戻ってきたわけです。
そしてカイルルートは最終章を迎えます。もうお互いが想いあってるなんてわかりきってますよね。最後は結構すんなり結ばれました。結ばれる前の盛り上がりが凄すぎて最後はスゥーッ…。みたいな笑
だからあんまり覚えてなくて書けないんですけど、とても綺麗に終わった記憶があります。
いやぁ…カイル最高でしたね(・∀・)
私、ダルい系って結構好きなんですよね。なんにも考えてなさそうにみえて、誰よりも考えてるし、思いやりがある。
そんなカイル自身も魅力たっぷりなんですけど、私はやっぱりアリスちゃんがよかったですね。カイルに感化されて、だんだんたくましくなっていく。そんなアリスちゃんの成長が見ていてほんとうに面白かったです。
こんな感じで今回はカイル=アッシュのルートプレイ感想でした。いやぁ、、ほんとによかった( ´ཫ`) 毎回思うんですけど、イケレボはシナリオが最高にいいですよね。他のイケメンシリーズとかってそれぞれでシナリオさん違うのかな…?個人的な感想ですが、他のイケシリアプリでは感じたことないくらいシナリオがよきだと思いました。
よかったらプレイしてみて下さいね!
龍が如く0
みなさんこんにちわ、香善です、かぜです。
今日はPS4の龍が如く0のプレイ感想です。前回龍が如く極の感想を書きました。発売順的には龍が如く0の方が先なんですけど、私はまずはリメイクされていたとしても、無印がプレイしたいと思ったので、
という順番でプレイしました。他の方の話とか聞くと発売順通り、0から始める人が多いみたいです。
龍が如く0は簡単に説明すると、過去編です。主人公は桐生一馬と真島吾朗の二人で、桐生さんが20歳、真島さんが24歳の時のお話が描かれます。
龍が如く極の時点では(桐生さんが出所した後)桐生さん37歳、真島さん41歳なので17年前ですね。だから見た目もめっちゃ若いです(・∀・)
真島の兄さんなんて長髪ポニテですよ!ゲームのパケみたとき驚きました。眼帯してたから兄さんだってわかりましたけど誰このイケメン!?って。
言わずもがな40代の兄さんもイケメンですがね!!
しかも、今回の舞台は1988年 バブル真っ只中の繁華街ですよ!!
高校生からすればワックワクの世界ですよ!金が全ての未知の世界。私が生まれる前の浮かれてる日本が舞台です。楽しかったですね!色々と時代を感じられる部分もありましたし(ショルダーフォンとか、パッシーくんとか、マハラジャとか!)
龍が如く0はとても面白いと評価も高く、龍が如くシリーズの中でも人気がある方だと聞いていたので、私もプレイするのを本当に楽しみにしていました!
今回はこのブログめちゃくちゃ長くなると思いますが、ご了承ください。最初に言っておきますが、私は真島の兄さんの大ファンですので!!!そのうち兄さんの魅力を書き詰めた記事も書きたいなと目論んでいます(o^^o)
当記事のプレイ感想はネタバレも多く含みますので、そこのところはよろしくお願いします。
まず今回の龍が如く0のゲームの流れですが、主人公が二人いるので、章ごとにメインが変わります。第一章と第二章は桐生さん、第三章と第四章は真島さん、みたいな感じでそれの交互です。そもそも拠点が違って、桐生さんは東京 神室町、真島さんは大阪 蒼天堀で、初めは全然違う話なんですけど、後半になるにつれて二人の主人公のお話が交わっていきます。
ここが本当に面白くて!!最初は全然話の接点が分からないんですよ。でも徐々に交わって重なって、ひとつのストーリーになる。いやぁー、面白かった!!!
とりあえず簡略をして前半のお話をまとめますね(^Д^)
まず桐生さん
東城会堂島組でもまだ下っ端な桐生さんは、今回の作品で最も重要なキーワードとなる、「カラの一坪」というある土地に関する事件に巻き込まれてしまいます。そこで殺しの容疑をかけられた桐生さんは東城会を自ら抜けます。ヤクザ絡みの事件だったので、ケジメをつけなくてはということで。
その後、カタギ(ヤクザではなく一般の人)となった桐生に声をかけてきたのが不動産屋の立華 鉄という男(この立華は俳優の井浦新さんです、かっこよかったですよ!)。彼に会ったことで桐生さんのストーリーは大きく進展していきます。
次に真島さん
大阪 蒼天堀で一番人気のキャバレーの支配人をしている真島さん。そう、彼はもとからカタギということで物語が始まっていきます。無名だったキャバレー グランドを一気にトップにのし上げたことで彼は「夜の帝王」と呼ばれています。しかしそんな華やかな世界で活躍する一方で、真島さんは蒼天堀という"檻"に囚われていました。そんなときに、またヤクザに戻れるかもしれないという話が舞い込んできます。それはなんと「マキムラ マコトという人物を殺せ」という殺しの命令でした。未だその一線を超えていない真島さんは、千載一遇のチャンスを目の前にたじろいでしまいます。このマキムラ マコトという人物こそが、この真島吾朗という男の生き様に大きな影響を与えるキーパーソンなのです。
と前半のお話はこんな感じです。
それではそれぞれのお話の感想を綴っていきたいと思います。
桐生さんはこのゲームの時にちょうど20歳なんですけど、相変わらず老けてます笑
20歳には見えないなぁ…。老けて見えるからこそ年齢重ねた時に若く見えるんでしょうけども。
そして彼は若い時から相変わらず頑固で不器用でした。やっぱりヤクザの世界って厳しくて、自分で上手いこと振舞って上の方にのし上がっていくらしいんです。彼の兄弟分の錦山なんかはそこら辺上手くやってました。けど桐生さんは真面目だから、不器用にしか振る舞えなくて。本人も、俺には拳しかないって言ってました。要は頭を使うことが苦手なんですね|ω`) さらに若いってこともあってか、極のときより尖ってますね笑
0をプレイしてから極をすると、だいぶ丸くなったなぁって感じました。
桐生さんがこのままヤクザやってても上手くいくかなぁと悩んでいた時に、あの「カラの一坪」事件に巻き込まれてしまいます。
殺しの容疑をかけられて、堂島組抜けて、無職になったところを不動産屋の立華さんに声かけられます。しかし!この立華不動産ってのはかなりのやり手でして、堂島組と対立した関係にあります。桐生さんは堂島組抜けてすぐに立華不動産の社員になっちゃったもんですから、当然堂島組的には桐生さんを敵と見なします。だから彼はまた、東城会から追われる身となるわけです。
桐生さん、ヤクザから追われるの多くない…?昔からヤクザに追われてたの…?そりゃあ貫禄のある立派なヤーさんになるでしょ(´・ ・`)
彼は37歳の時も東城会のヤクザ総動員で命を狙われていましたが、こんな若い時から狙われとったんかいな!
彼はヤクザから狙われやすい体質なんでしょうか。それとももう少し上手くヤクザ世界で振る舞えていたらこんなことにはなっていなかったのか…。自分の意志やら流儀やらを貫き通すってことはそれ相応の代償がついてくるということなんでしょうか。
とにかく桐生一馬は龍が如く0でもたくさんのヤクザから命を狙われます。
けど桐生さん強いから全部殴り倒して解決しちゃいます。むしろその拳だけで今までやってきた感ありますねぇ。
そして龍が如くの感動シーンといえば、誰かが桐生さんの代わりに死んでしまうところですよね!!!ストーリーが一番盛り上がるとこ!
今回も桐生さんと関わってきた人がたくさん亡くなりました|д゚)
いきなりネタバレっちゃうけど、龍が如くって主要キャラめっちゃ死んじゃうからさぁー!!!(T ^ T)
私はそういうシーンが一番グッときますね。龍が如くって、最終章終わる頃には桐生さんの周りにいた知人ほとんどいなくなってますよね。極では親友、想い人、親(代わり)、部下、などなど。ほとんど亡くなってる…つらぁい…。
今回衝撃的だったのはやはり、主要キャラの中でも主要だった立華さん。死んじゃうかなー?とは思ってましたけど本当に死んでしまうとは。
元から人工透析をしていて体が弱いらしく。その上ちょっと色々あって悲しい最期を迎えるんです…(T ^ T)
思い出しただけでもくるものがあります。あのシーンは本当に感動しました。悲しすぎるよ…( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
いつか亡くなるってわかってても、あそこの場面は感動すると思います。
あと意外にも(←失礼)今回は錦山がかっこよかったですね!!元からかっこいいんですけど。
あの二人はやっぱり兄弟ですね。極をプレイした後だったから切なくも感じるんですけどね。
しっかしああいう関係、素敵!最終章のあのシーンは錦山史上最強にカッコイイのでぜひプレイしてみてください。あえてネタバレしません。
あと桐生さんに関わった重要人物といえば、東城会の幹部の御三方でしょう!!
それぞれヤクザものの作品にはピッタリすぎる(そもそもその線のプロ)俳優さんでした。
久瀬大作(cv小沢仁志)、阿波野大樹(cv竹内力)、渋澤啓司(cv中野英雄)
豪華ですね…!皆さん見事な演技で桐生ちゃんを追い込んで下さいました!特に久瀬の兄貴とはめっちゃ戦った記憶笑
まぁそれぞれ桐生さんの敵キャラなんですけど、最後は綺麗になるんですよ。ちょっとそこに強引さを感じなくもなかったですが。阿波野さんなんて結構いいとこ見せましたしね!!でも阿波野さん、生きてるかわからないんですよね笑 私の記憶が正しければ、彼の生死は未だ謎です。
そうやってたくさんの人の生き様を見て、身も心も若かった桐生さんは変わっていきます。最後は彼なりにケジメをつけて。
メインストーリー的にはこんな感じです。相変わらず漢気に溢れてんなぁって感じ。
あと大事なのはサブストーリーですね。今回はキャバクラはなかったけどテレクラがありまして、あれは楽しかったです。そもそもテレクラなんてもの知らなかったので、いい社会勉強になりました笑
桐生さんが若いからなのかわかりませんが、今回は桐生さんのむっつりなところがたくさん見れました!(*´∀`)
若いから仕方ないんですかねぇ!?見てて面白かったです!桐生さんも男の子だなぁって笑
そして!待ちに待った真島吾朗さんのストーリー感想です。
今回の龍が如く0を言い換えるならば、真島の兄さんの恋物語、ですね。
ものすごく切ない恋のお話でした。エンディングで泣いたのは私だけではないはずです!
まずね、兄さん、めっちゃかっこよかった。キャバレーで働いてるときは接客だから標準語なんですけど
これ誰っ!?ってまじでなりました。かっこいいけど、兄さんじゃない!!って戸惑いました。
兄さんも24歳に見えないくらい老けてますけど、髭がないだけでだいぶ若く見えましたね。頬もそんなにコケてなくて、髪もパリッとしてて今とは全然違う。兄さんが動く度に揺れるポニーテールが癖になりました笑
そして、本編のお話。兄さんは東城会に戻るために、したくない殺しの依頼を受けました。いくらヤクザでも人ひとり殺してるかそうでないかは一種の境目?っぽいです。まずそもそもなんでカタギなのか?
順を追って説明します。
元は東城会嶋野組のヤクザでした。ある日、兄弟分である冴島大河と共に重大なミッションを課せられます。それは殺しの命令でした。しかし、色んな大人の都合で、真島さんはまた別の組織にはめられてしまいます。彼が碧眼になったのもそのときです(3年前は両目健在でした)。そして嶋野組の命令を無視したと見なされた真島さんは拷問部屋、通称 穴倉(あなぐら)という場所に一年間監禁されて組を追い出されてしまいました(むしろ生きて穴倉から出てこれたのがすごいらしいです)。
そして三年間、カタギとして蒼天堀のキャバレーで支配人をしていたということです。
どうしてもまたヤクザに戻りたい兄さんはキャバレーで地道に頑張っていましたが、例の殺しの仕事さえすれば嶋野組に戻してやるという話を聞きます。絶好のチャンスのはずなのですが、兄さんはまだ人を殺したことはありません。たじろぎます。けどこの命令は嶋野(嶋野組組長 真島さんの親父にあたる人)が真島さんを指名したらしいので、断るにも断れなかったとは思いますが、真島さんはやったるわ!つって殺しの仕事を引き受けます。全てはヤクザの道に戻るために。
その殺しの標的(マト)が、マキムラ マコトです。そして彼女こそが真島さんの想い人となる人です。っていっても兄さんは一度もマコトのことを好きだとは言ってないんですが…。
真島さんはマキムラマコトを殺さなくてはいけませんでした。殺し屋として彼女の前に現れたはずが、気がつけば他のヤクザからも狙われていたマコトの手を引き逃げていました。マコトを殺すタイミングや勢威を失った兄さんは、なんとなくの流れでなぜかヤクザから命を狙われていたマコトを守ることになります。
そのときもかなり兄さんは悩んでましたね。たぶん頭のなかぐちゃぐちゃだったんじゃないかな。
だって、せっかく夢にまで見たヤクザに戻れる道が開けて、あと一歩だったのに、殺す標的はか弱い女性。確か、マコトちゃんは20歳だったと思います。
それに、これは兄さんだけの問題じゃなくて、嶋野組や、嶋野の代紋違いの兄弟である佐川(近江連合 佐川組組長 関西の方のヤクザ組織です)たちにも大きく関わってくることなのです。
これは失敗できないでしょう…。失敗したらヤクザに戻れないどころか、己の生死すら危うい。
そんな場面でしたが、兄さんはついにマコトを殺せませんでした。
その後はもうやる気も失せてフラフラな状態の兄さんでしたが、マコトがヤクザの色んな勢力から狙われているとわかり、徐々に、彼女を守るという立ち位置になってきます。マコトちゃんも過去の色んなことを抱えている子なので、同情という気持ちもあったのかもしれません。愛着…とかかもしれませんが。
しかーし!さっきも言いましたが、カタギである兄さんを雇っているのは近江連合の佐川という男(俳優の鶴見辰吾さんです!めっちゃ演技お上手でした)です。その佐川は、近江連合の意向でマキムラマコトを殺そうとします。それを兄さんに依頼した、という訳ですから、もちろん兄さんがマコトを殺してくれないと困りますよね。だからちょくちょく兄さんをいたぶるんですよ〜この方〜…。
たぶん、佐川さんは兄さんがマコトを殺せず、むしろ守ろうとしてるときに気づいてたんでしょうね。結構真島さんに酷いことするんですよね。身体縛って殴ったり。佐川はんめっさ怖かったなぁ…。なぜか私は佐川さん好きでしたけど(*^ω^*)
でも真島さん、佐川さんにボコボコにされても結構逆らってましたよ?笑
殺せという上の命令なはずなんですけど、ひたすらマコトを守ります。あ、言い忘れてましたが、マキムラマコトは盲目です。過去のある事件を境に、彼女は突然目が見えなくなりました。
それで、本編では基本的にずっと兄さんはマコトを守るんですけど、度々離れ離れになることがあります。マコトちゃんは色んなヤクザ勢力から狙われてますからね。爆発に巻き込まれたり、マコト自身が兄さんから離れていったり…。ほんとに色々あります。
けどその度に兄さんはマコトを見つけ出して、守ろうとします。マコトがほっといて!と言っていたとしても。兄さんにそこまでさせるものは一体なんなのか?
…もう言わずもがなって感じですよね。実際、佐川さんとか、嶋野さんには直接言われるんですよ。惚れとるんやろ?って( ´ཫ`)
けど兄さんは何も言いませんでした。このゲームで一度もマコトについて話しているシーンはありません。もしかしたら真島さん自身もわかってない可能性だってありますよね。彼女を守っているのは、同情からか、愛着からか、はたまた…
ここら辺が今作の良いところですね!恋愛要素(って言っていいのかな??)があるのは龍が如く0の魅力のひとつです。
龍が如く極からやってる方、昔からの真島吾朗を知っている方は、今作で驚きの連続だったと思いますよ。全然キャラが違う。私はどっちの真島さんも好きですけど。(でも龍が如く3辺りからは真島さん真面目になるらしいですよ)
そして何より!
私が涙なしでは見られなかったラストはもう必見です。真島さんとマコトの最後はなかなかなものがありました…(遠い目)。
もちろん今作の主人公は桐生さんと真島さんですけど、後半のムービーを見たら
「真島吾朗最高ぉーー!」ってなりますよ!!あんなかっこいい人他にいますか?あんなかっこいい生き方してる人、私、真島さん以外知りません|ω`) 真島さんにはただただ、幸せになって欲しいと願いますね…。
最後といえば、真島さんと佐川さんの別れ方も結構かっこよかったですよ。色々切ないんですけど、私はあのシーンめっちゃ好きですね。
はい!こんな感じで龍が如く0の感想です!
ほぼ真島吾朗についてでしたね笑
私はゲームのプレイ感想にお気に入りキャラの良さを羅列しちゃう癖があるみたいですね。前回もそうでした(・∀・)
しかし、龍が如く0、本当によかった。
私は龍が如く0の後に発売されているPS4の龍が如く極を先にプレイしたのですが、正直言って、龍が如く0の方が面白かったですね。本編はどちらもよかったです。ただ、サブストーリーだったり、他の要素が0の方が充実していたと感じました。
0のサブストーリーはほんとにどれもボリューミーでしたよ!だいたい桐生さんが60個、真島さんが40個くらいあったと思います。どれも面白かった!
あと、副業みたいな感じで、
桐生さんは不動産屋、真島さんはキャバクラを本編と別で経営します。シノギですね。このキャバクラがまた楽しい!!!
龍が如く極はキャバクラの客として遊ぶことができるのですが、今作では真島さんが支配人として経営する側です!
キャスト(キャバ嬢)はメインの子が6人で、実際の女優さんがモデルなんですけど、みんな可愛い(˘ω˘ ≡ ˘ω˘)!!私の推しはアイちゃんです!
それぞれサブストーリーがあってもう最高にエモいので、ぜひコンプリートしてくださいね!!
はいはい!今回も大したプレイ感想は書けませんでしたが、龍が如く0、めちゃくちゃ楽しかったので、ぜひみなさんもプレイしてみてくださいね(∩´∀`∩)
※ちなみに最近ですが、私の大好きな牛沢さんという方が龍が如く0の実況プレイをYouTubeで始められたのでまた覗いて見てください!
アレルギーと戦う。〜アトピー性皮膚炎〜
みなさんアトピー性皮膚炎って知ってますか。アトピーとかは知ってると思うんですよね、アレルギーとかも。しかし具体的にどんなものなのかは知らない方が多いと思います。私だってそうでした。ちょっと前までは…。
アトピー性皮膚炎とは〜っていう説明はここではしません。専門医とかではないので、そこはググッといてください。
私が今回このブログで綴りたいのは、
①アトピーじゃない人にどれほどアトピー性皮膚炎が辛いものか知ってほしい
②今現在アトピー性皮膚炎で苦しんでいる人と一緒に戦いたい!
ということです。
私のことを簡単に紹介致しますと、高校生の女子です。そして、私はアトピー性皮膚炎です。と一概に言えず、蕁麻疹や、手湿疹なども経験しています。ちなみに喘息(ぜんそく)も生まれながら持っています。しかし、アトピー性皮膚炎は生まれながらではなかったんです。発症したのは中三の後半頃ですから、そろそろ3年前になりますか。そんなぐらいからです。つまり3年間アトピーと戦ってきました。アトピー性皮膚炎は4、5人にひとりと言われていますから、これを読んで「たった3年間かよ、こちとら人生半分以上の付き合いだよ」という方もいらっしゃると思います。事実、アレルギーは完治することがないと今のところ言われてますので、私も年を重ねるとこれからの生涯ずっと付き合うことにはなります。
今回はそのたった3年間…私にとっては地獄のような思い出ばかりですが、それをこと細かくお話ししたいと思います。
そして、アトピー持ちで、このブログを読んでくれた方へ。
ここにはアトピーが治ったりマシになったりする方法を書くわけではありません。しかし、アトピーを持っている人なら誰しも悩みもがいていると私は思うんです。軽度だったり重度だったりあると思うけど、絶対一度は「なんで自分はこんな思いをしなくてはならないのか」って感じたことがあると思うんです。私がそうだったから。いや、過去形じゃありません、今もそう思うことあります。これからもそう思い続けると思います。
けれどちょっと待って下さい。
絶望的になる前にこの記事読んでみてください。空いてる隙間時間で構いませんから。長ったらしく書くけどぜひ読んでほしい。私も同志が欲しくてここに綴るんですから。苦しみは少しでも分け合いましょう。
私がここに記すことで誰かが希望を持ってくれたらいいな。そんな気持ちを込めて。
①アトピーじゃない人にどれほどアトピー性皮膚炎が辛いものか知ってほしい
まず、アトピー性皮膚炎が医学的観点からどういうものかっていうような説明は省いて(それは私書かずとも検索すれば出てくるので)、ひとことでこの症状を説明するならかゆいに尽きますね。
ひたすら痒い。かゆい。
驚くほど痒いんですよ、どこもかしこも。人によりますけど、私は下着の締め付け部分、両肩、首の後ろ、お尻、太もも、ひじやひざの裏、ですかね。
しかもね、たちが悪くて、痒くてかくじゃないですか。すると、どんどん痒みが増してくるんですね。痛かったりすることもある、血が出るほどかいてますから。でも満足できるまで痒みが収まらないんです。途中でやめるとピリピリしてムズムズが半端ない。かいてるときは無性に痒くて、皮膚がぼろぼろになる感覚がわかるのに手が離せないんです。血が出てることも感触でわかるけど、やめられない。
なぜならとても気持ちいいから。
あれは経験した人でないとわからない気持ちよさだと思います。でもかいたあとに残るのは自己嫌悪だけ。ふぅ気持ちよかったぁなんて絶対ならない。
なんでかいてしまったんだろう、皮膚がまたぼろぼろだ。かいてしまう自分が憎い、悔しい、情けない。こんな感情が渦巻くんです。
「は?かく自分が悪いんじゃん」
こう思われる方いると思います。
「(そんなの私が一番わかってる)」
こんな感じです。声に出してもどうせ分かってもらえないので、心の中で。
誰もかきたくて掻きむしってるわけじゃないんです。当たり前です。見るからに肌の細胞は壊れていくし、繰り返すと色素沈着っていって、黒くなり、分厚くなっていくんです。それをわかってる本人が何度も自らを壊すような真似をすると思いますか?
したくないんです、やめられるならすぐにでも掻くのをやめたい。今からでも肌を綺麗にしたい。そう思ってるんです。
けれどやめられないから自己嫌悪に陥るんです。
私は母によく「なんでそんなに痒いの?」って言われます。
こう言われると本当に悲しくなるし、腹が立つ。母は悪くないんです、だってアトピーを知らないんだから。この痒みがわからないんだから、それは仕方がないことです。けれど、なんで掻くのかなんて、私が一番聞きたいのです。
だから、身内や友人にアトピー性皮膚炎の人がいたら掻いてしまうことを咎めないで下さい。そういうものなんです、アトピーは。
なんで?って疑問じゃなくて、一緒に治そうって寄り添ってあげてほしいんです。特に私のように思春期の子は一番気にするはずです。それに体の成長が著しい思春期には発症する率があがります。爪で肌を掻けば、あっという間にぼろぼろになります。掻いた部分は黒くなって人に見せられなくなって隠してストレスが溜まって…
気づいてあげて下さい。子どもの口から皮膚科に行きたいなんて言うの、なかなか勇気がいるんです。私は打ち明けるときすごく緊張しました。しかし母はあっさり承諾してくれて、ほっとしたのを今でも覚えています。病院に行けば必ず薬は処方してもらえますし、今の状態が把握出来たり、また原因も突き止めることができるかもしれません。それがどれほど希望の光になることか…。
だからお願いします、一緒に戦ってあげて下さい。掻いているところをみたら、肌に傷がいっちゃうよってくらい優しくなだめてやってください。なんでそんなに搔くの?なんてあからさまに言うと、病気なんだから仕方ないだろ!ってそれを盾にされてしまいます。開き直られても今後に繋がりませんので、長い目で、支えてあげてください。
あと「可哀想」は禁句ですよ!
痒い範囲が広ければそれだけ多くの塗り薬や飲み薬をもらったりします。うちの祖母は私のそれをみて「可哀想に」って…。
いやいや、薬もらって治すぞ!って意気込んでるんだから、そこで可哀想はほんとにつらい。それこそ、なんで私こんな辛いのって改めて自覚させられましたよ。変な同情はいりません。だってこの痒さわからないでしょう?だったら肌綺麗に戻そうねって言われた方が俄然うれしいのです。
ざっと書きましたがこんな感じです。とにかく痒いんだ、我慢ならないんだってことを知っておいてください。あとは同情と励ましの違いにはご注意を!
②今現在アトピー性皮膚炎で苦しんでいる人と一緒に戦いたい
先程から述べてはおりますが、私はアトピー性皮膚炎です。3年間戦って来ましたが、未だに良くなっては酷くなりの繰り返しの状態です。少しでも掻いてしまうと一瞬でぼろぼろですからね。アトピーは恐ろしいもんです。
しかし私は中三の初っ端からアトピー性皮膚炎だった訳ではなく、初めは蕁麻疹だったんです。中学ではバスケ部に所属していたのですが、中三の夏に引退してから蕁麻疹の症状が現れ始めました。主に発汗や日光が原因で起こります。首が酷かったですね、さらに酷いと手首、膝裏、一度は瞼の上にもぷっくりできたことがあります(瞼や頭皮に蕁麻疹がでると危険らしいので覚えておいてください)。
蕁麻疹とは症状でいうと、蚊で刺された時みたいにぷっくり膨らんで、それがたくさん出るみたいな感じです。写真があればいいのでしょうが、見た感じがアレなので載せません。
そしてこれもまた痒い。めっちゃ痒い。けれどアトピーみたいな痒さではなく、掻いてもそんなに気持ちよくならないです。逆にムズムズしてうぁぁ!って感じでしたね。人によるとは思いますが。
けれども痒いからかいちゃう。するとやはり皮膚は黒くてガサガサになります。あの頃は髪の毛結べなかったですね。夏でも下ろしてました。が、私は汗で発症するので、ほんとに悪循環だったと思います。体育とか最悪でした。授業が終わるとすぐに首を確認して、酷いとタオルで隠して、そこから30分くらい安静にします。そうすると自然と収まってきます。しかしそれの繰り返しですね。汗をかくのが怖かったです。
当時は蕁麻疹ってこと知らなくて、しばらくしてスポーツジムに一緒に通ってた父に指摘されて知りました(隠してたけどバレました)。
それから皮膚科に行って蕁麻疹用のお薬をもらい、今では簡単に出ることはなくなりました。けれど、また不意に出てくることがあるので、いつもビクビクしています。
アトピー性皮膚炎になったのはこの後です。蕁麻疹が治った!と思っていたら、何やら肌が乾燥気味。色々保湿はしてみるけど一向に治りそうにない。冬を開けても治らないし、だんだん範囲も広くなってついには顔の皮膚がめくれだしました。目元が酷かったです。おでこ、目元、頬、鼻の下、耳、顎のラインなどなど。
顔なんて一番人目につくし、首みたいに隠せない。このときは困りましたね。いつも鏡を持ち歩いていました。この習慣は今でも続いています。
皮膚がめくれていたら恥ずかしいし、バレたくなかったので、少しめくれていたら取る。これを繰り返していると、赤らんできました。それで顔赤くない?なんてことしょっちゅう友人や先生に言われてました。
辛かったです。
なぜか私は親にいうのが恥ずかしくて、なかなか言い出せなかったけれど、ついに打ち明け、また、蕁麻疹の時と同じ皮膚科に通うことになりました。するともらった薬があっていたのか、たいぶマシになりました。嬉しくてたまらなかったです。鏡をみる回数が減り、毎日楽しく過ごしていたのですが、ある日から徐々に痒い。今度は体が。
汗をかく季節だったので、ひじの内側や、膝裏が痒くなるのは今までもよくありました。しかし、肩や下着に当たる部分も痒い。その頃はただかいていましたが、それはいつの間にか拡大していき、服を着て見える部分以外は大体掻くようになってしまいました。だからお腹もお尻も肩も黒い。明らかに掻いた痕が残っています。お風呂が嫌になります。滲みてすごく痛いんです。体中をかくから、ある時は頭しか洗えないなんてこともありました。背中に水があたると滲みて滲みて痛い。
少し汚い話になってしまいますが、
掻くと皮膚片が出てくるんですね。かさぶたになってたりすると、それも掻くとポロポロと剥がれます。それが服に溜まって、服を脱ぐとパラパラっと落ちたりして…なかなか辛い。
自分がやったことだし、悪いのは自分だとわかってはいるのですが、やめられない。掻くことが一向にやめられない。
せっかく顔が綺麗になったのになんで?って死ぬほどつらかったです。
蕁麻疹が治ったのになんで?って。
次から次へと身体に異変がおきて、もうどうなってしまうんだろうといつも不安でした。
夜寝る前にめちゃくちゃ泣いてしまう日がたまに来るんです。声は押し殺してひたすら泣きました。
なんで?なんで私ばっかり。家族や友達はあんなに綺麗な肌をしていて毎日笑っているのに、なんで私はいつも顔を隠して身体を隠して生きなきゃいけないんだろうって。
これもストレス発散だったんでしょうね。今思うとここで声を押し殺さずに親に相談していればもう少し早く解決していたのかも知れません。でも当時はほんとに辛いことしか考えられなかったです。良くなって、すると今度はまた別のところが痒くなって。
そして悲しいことにまだ悲劇は続きます。今度は手の指に気泡のようなものがポツポツとでき始めたのです。両手です。
それはだんだん増えていきました。指の側面や指の腹などです。
これはほんとに気持ち悪くて。小さな気泡がたくさんできるのでマジで見たくもありませんでした。やばいですよ、気になる方は調べて見てください。
自分の指なのに、気持ち悪くて仕方なかったです。
自慢じゃないんですけど、私の指は比較的細くて爪も縦長なので手っていうのは自分のお気に入りの部分だったんですね。よく褒められていたので、爪の手入れとか、乾燥とかすごく気を使っていました。
それが壊れていくのって、絶望的です。
一生治らないのかと思いましたね。あのときは嫌なことが立て続けに起きてたからメンタルがやられていたんでしょう。
あれは手湿疹というそうです。手に気泡ができて、痒みを伴うそうですが、私は痒くありませんでした。それは不幸中の幸いだったかもしれません。痒いと余計に触ってしまって肌を傷つけていたでしょうから。
痒かったのは足です。なんと私は足の指にまで気泡でき始めていました。しかもそれらは気がついたら小さいのがくっついて、めちゃめちゃ大きな気泡になってました。あれは本当に不快でした。なにこれ!?みたいな。
ふくれてるから、歩いたら少し違和感を感じるんです。
もうこれはほんとに嫌だったのでまたおなじ皮膚科に行き、無事に薬をもらい、手湿疹は順調に治っていきました。手湿疹のあるところに保湿と治す用のクリームを塗るんですけど、ベッタベタでしたね。ほんとに寝る前に塗らないと、スマホとか触れませんでした。けれど薬のおかげでみるみるうちに治り、今では手湿疹が出てくることはありません。しかしアレルギーが原因で発症するらしいので、今後も気が抜けません。
そうして手湿疹は綺麗に治り、私はそこでようやく気づきます。
「皮膚科でちゃんと相談したら体の痒みも止まるのでは?」と。
遅い!!!!
私気づくの遅い!!!!!
私はその同じ皮膚科で体の痒みが酷いことをしっかり事細かに相談しました。
すると、もう一段階強めの痒み止めを頂いて、こってり塗りたくりました。(ステロイド剤と言って本当に強い薬なのでしょっちゅう塗るのはダメです)
とくに痒かったのは背中とパンツのゴムが当たる部分、肘と膝の裏、などなどです。
お風呂上りに塗ること4、5日だったでしょうか。
寝る時全然痒くない!!
これは嬉しかったです!分かりやすすぎるくらい改善が感じられました。
当時は痒すぎて、寝てても起きちゃって、ろくに寝れなかったんです。だから常に寝不足で、学校では授業中しょっちゅう寝てました。
これは別にサボり自慢とかではなく、本気で悩んでました。授業聞きたいのに眠過ぎて寝ちゃうんですよ?先生からもなんとなく嫌な目で見られるし、辛かったです。
そんななかでようやく一度も起きずに眠れた時は快晴の朝でしたね!!驚きました。確か半年くらいそれで悩まされていたので、本当に久しぶりでした。
今も痒いなって思い始めたらいつもより強めのお薬を塗るようにしています。完全に塗らなくてもいいようになったらいいんですけど、まだやはり痒みはなくなっていないので。
この後、本当に安定してきて、肌も綺麗になっていきました。まだ波はありますが、絶望を感じていた当時と比べると良くなっています。
最近は蕁麻疹も手湿疹も、寝る時に痒い!なんてこともなくなりましたが、また新しいことが…
花粉です。私はスギの花粉症なのですが、鼻水やくしゃみは全く出ません。その代わり、肌に大きく影響します。
ほっぺが真っ赤になりました。肌も乾燥気味になって、身体も少し痒かったです。
けれどそれは花粉が飛んでる期間だけだったので、本当に花粉症としての症状だったんだと思います。確かにいつもの薬を使っても改善しませんでした。
前まで花粉症なんて無縁だと思っていたのですが、アレルギー症状がマシになって初めて花粉症で肌荒れを起こしました。やはりアレルギーとなにか関連があるんじゃないかなと私は思っています。
これが、私のアレルギーについてのお話です。長くなりました。
私がこうしてアレルギーを体感して思ったことは、メンタルがとても大事だということです。
治っては新しい症状が出て、何度も絶望を感じました。私は一生このままなんだろうか、治らないのか、
治してもまた次の症状が出るから治しても意味はないのではないか、と。
自分ばかり不運に見舞われている気がするんです。泣いて泣いて、散々でした。
けれど、私は意識していなかったことでしたが、いつも泣いた後に
「いつまでも泣いてちゃだめだ!治る、絶対良くなる」
って自分に言い聞かせていたんです。
周りから見たら情緒不安定ですが、これで私はアレルギーと戦ってきました。
結局諦めなければ何かしら希望は残っているんです。長期戦になったとしても、治るって信じて前向きになりましょう。
自分の心が先に挫けないように、自分で支えてあげるんです。病は気からといいます。
もしかしたら、私は絶望期のときにそのまま家に引きこもったり、精神を病んでしまっていたかも知れません。十分にありえる話です。けれどなんとか私は頑張れました。頑張ったね、とりあえず、お疲れ様って言ってあげたいです。
しかし、アレルギーに限らず、病気と戦うというのは孤独なものです。自分自身の問題だから。他人にいくら分かってもらおうともそれは不可能です。
だから私はブログを書きました。
私自身の心の整理整頓も含めて、同じような人がいたなら、頑張って欲しいから書きました。
当時の私も、ネットで、アレルギーとか、蕁麻疹とか調べて、似たような方のブログを読んだりして孤独感を薄めてました。これは結構効果的で、読んだ後に自分も治るはず!頑張ろう!と前向きになれます。
私自身もまだまだこれから戦っていかねばなりません。調子がいい日もあれば悪い日もあります。きっと完治する、なんてことはないのでしょう。でも私は諦めません。痒くてかいてしまう自分を責めません。大丈夫、良くなる、そう信じて前向きに考えていこうと思います。
だから、共に頑張りましょう。アレルギーと戦い抜きましょう。遠くながら、この文章で少しでも誰かを勇気づけられますように。